2008年09月05日

「忙しい」とは

友人:「最近、ブログ書いてる?私、たまにあなたのブログ見てるのよ」
私:「ごめん。このところ、忙しくて・・・」
友人との間で、こんなやりとりがあった。
この夏は『本当に忙しく』、ブログの更新も気になりながら、1日伸ばしなっていたのです。

講師:「この中で最近忙しいと感じている方は?」
(8割が挙手)
講師:「忙しいと言いながら、例えば、
ゴルフや飲みに行く時間はある、テレビを見る・・・・皆さんはどういう状況が忙しいと感じているのですか?」

忙しいと感じる中で、私たちは人との関係、物事などに優先順位を付けている。優先順位が低いことほど、「忙しい」が理由になる。

「寝食を忘れて」という諺があるが、どんなに忙しくても人間はそれ以外の行為をする。ここで、私は自問自答する「今夏、私は本当に忙しかったんだろうか?」
オリンピックを見て、友人と食事をし、バーゲンに行き、・・・「忙しさ」にだんだん自信がなくなってくる。

さて、本当に忙しい状況があるとして、それ以外で一番優先することはなんだろうか?
「仕事が一番、生きがい」と思っている人も、忙しい時に最も優先すべきことに「仕事」と答えるだろうか?
忙しい時に、次に優先すべきことを考えると、自分の価値観や信念を改めて振り返ることができ、忙しさからくるイライラや不機嫌さなどのストレスから救われることが多い。
ただ、私の場合、忙しいと優先すべきは本能に従ってしまい、優先順位を考える「余裕」がない。堂々めぐりである。

2008年07月01日

格差が拡がる?リンクトイン

2003年にアメリカのLinkedin社のSNS(ソーシャルネットワークキングサービス)「リンクトイン」は全世界で会員数1500万人にも達する勢いだそうだ。
簡単に仕組みを紹介すると、ミクシーに代表されるSNSのビジネス版で、求職や求人、商談などのマッチングするネットワークである。ミクシーのように紹介がないと入会できないところは一緒だが、ミクシーが日常や同窓会の行方探しなどどちらかというとプライベートな面が主体であるのに対し、リンクトインは名刺のようなボックスに自身の名前、学歴や職歴、専門,連絡先を登録していくと、各項目に同僚などのリストが出てきて、許可メールを出せたりするらしい。
つまり、自分は知人を、その知人も同様に知人をネットワークの中に「招待」し、巨大なネットワークが構築される。但し、自分のネットワークの中に誰がいるかは、自分が許可した人だけしか知ることができない。

以外にも、アメリカでは、採用に関しては、自分のコネを利用することが多い(一般公募もするが)そうだ。リンクトインの利用もその一つで、応募者が、自分のネットワークと何らかの繋がりがあれば安心して雇用できるということらしい。
さらに、商談にも利用され、こんな業者と取引したい・・・というように検索すれば、これまた、自分のネットワーク上での繋がりの業者が候補にあがり、信用できる業者選びができる。
日本でも入社や業者への口利きは、慣習であるが、これをシステム化したものとも言えよう。

しかしながら、ネットワークの中に入れる人はいいかもしれないが、入れない人はいつまでたっても入れず、格差がますます広がるように思える。
リンクトインが日本に上陸するのも間もなく(※ 2008年初頭よりサービス開始予定と広報されていたが)だろうが、まずは、普及するかどうか見極めたい。

2008年05月21日

ヒューマノイド

ヒューマノイド (Humanoid) とは、「人間に似た姿をしているが人間ではないもの」のこと人間型ロボットもヒューマノイドに分類される。(参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ロボット「ワビアン」は背筋を膝と背筋を伸ばして歩くとのことだが、これはものすごい技術らしい。(これまではチンパンジーのように少し膝を曲げて前かがみの歩行だった。)
子供のころ、「背筋をぴんと、胸を張って、猫背にならないように」と母に厳しく言われたことを思い出す。その母は、足腰を悪くし、今は直立歩行することができない。母の曲がった背中を見ると、昔の自信に満ちた母が懐かしい。今は日常生活にさほど支障はないが、年々足腰は悪化している。そのうち歩行もままならなくなるのではないかと心配するとともに、そうなると当然介護も必要になってくるだろう。
現在は5人に1人、2050年には、2.5人に1人が高齢者になるとの予測があり、もはや日本では人間だけで介護をすることは無理だ。
さて、人間型ロボットは将来、介護の分野での活躍が期待されているそうだ。もしかしたら、私はヒューマノイドに介護されているかもしれない。できれば、アトムのような純粋で心優しいヒューマノイドに出会いたものだ。

2008年04月25日

聖火リレー

第 29 回北京オリンピック開幕 ( 2008/8/8~24 ) まであと3ケ月あまり、開幕前には、開催国の観光地、メダルの獲得予想や出場選手のことが話題になることが多いが、今回はもっぱら護送されているようにも感じる聖火リレーが毎日のように報道されている。
昨日 ( 4/24 ) のニュースで、中国外務省の定期会見によると「日本は無事に聖火リレーを繋げることが大切」、コメンテーターの識者からは「国際社会から日本の警備力が問われている」とのコメント。
別の識者からは「そもそもどうして北京でオリンピックを開催することになったのか」などというコメントも飛び出す。
2001年だったか、IOCモスクワ総会で、国をあげての積極的な誘致活動もあり、世界が注目する中、若い男女の堪能な英語のプレゼンも素晴らしく、北京が開催地に決定したと記憶している。

余談になるが、その会場では、当時の大阪市長もプレゼンされた。多くの市民は大阪市のオリンピック開催の実現を信じていなかった ( 国からも立候補するのならどうぞご勝手にと言われていたこともあり ) ので、落選にもあまり失望はなかった。
当時私は大阪市営地下鉄を通勤に利用しており、地下鉄のいたるところに「大阪にオリンピックを」というロゴマークのポスター、職員は皆胸にロゴ入りのバッチを付けていた。オリンピック開催国にふさわしい外観をということで、ウィーンの世界的芸術家フンデルトヴァッサーの設計によるごみ処理施設「舞洲スラッジセンター」を建設し、(当時は)芸術的な素晴らしい施設とマスコミにも取り上げられていた。今もその施設はマスコミに取り上げられているが、形容詞は「無駄使い、財政破綻、メタボ」などに変わっている。

話を戻すが、聖火リレーについてあたらめて調べてみた。オリンピックで聖火リレーがされるようになったのは、第11回のベルリンオリンピックからとのこと。アテネからベルリンまでの3000キロ余りを1人1キロずつリレー方式で走るというスタイルが、現代も踏襲されている。以降全ての大会で聖火リレーがあったかとおもいきや、第 21 回モントリオール大会 (1976 年 ) では、アアテネからカナダのオタワまで、レーザー光線を使い一瞬で聖火を送ったとのこと。しかし、五輪を盛り上げるためにはリレー方式のほうが効果があるようで、第 28 回アテネ大会では 5 大陸縦断の聖火リレーとなった。北京オリンピックも前回のアテネを見習ってのことだろうが、モントリオール方式だったら・・・「もしも~だったら」は決定する前のリスクテーキングを考えるとき使う言葉だが、つい考えてしまいたくなる。

聖火の起源を調べてみると、約3世紀前には「古代オリンピック」( 世界平和を願ってフランスのクーベルタン男爵らによって始められたのが「近代オリンピック」) が、古代ギリシヤのオリンピアで、神 ( 気象を支配する神ゼウスらしい ) の栄誉を祝福するものとして、4年に1度、開催されていたそうである。そして、不死身のプロメテウスがゼウスの天空から火を盗み人間に与えたことを記念して、大会中に火を灯したことが聖火のはじまりらしい。
火を盗んだプロメテウスは、ゼウスから、山頂に張り付けられ、毎日肝臓を禿鷹に食べられる(プロメテウスは不死身なので毎夜再生する)という罰を長年(後にゼウスの子でもあるヘラクレスにより解放されるまで)受けたとのこと。
人間は「火」を得て、煮炊きをし、暖をとり、いろいろなことに利用してきたが、気象や天空を支配していたゼウスは、人間が火を使うようになるとどんなことが起こるか予期し、人間のために火を盗んだプロメテウスに厳しい罰を与えたのかもしれない。

かつてゼウスも住んでいたとされるオリンポス山から採火された聖火が、無事に北京に届けられることを願いつつ・・・

2008年04月03日

忘己利他

大学卒業後、一度も働く機会を得ないまま30を過ぎたAさん、学生時代から興味を持っていたことに関連した半日の有償ボランティアを進めた。ずいぶんと迷っていたようだが、最後は笑顔でボランティアに行った。大変な決断と進歩だ。私も自分のことのように嬉しい気持ちになった。
数日後、その時の感想を聞くと「思っていた仕事内容と違った。やっても意味がないようなことをやらされた。達成感がない・・・」そして、最後にぽつりと「虚しい」
わずか半日でAさんの就業への意欲は萎え、「自分はだめな人間だ」という殻を作ろうとする。
世の中にやっても意味がない仕事などあろうはずもなく、ましてやいくらかの報酬を出すとなるとなおさらであるが、人や社会との接触を避けて来たAさんには理解しづらいようである。

私も若い頃、自分が嫌な仕事を「させられ」(と自分では思ってしまったのだが)て、「もう懲りた。」と大げさに文句を言った覚えがある。その時の上司が「もうこりた。君は偉いね。どんな仕事も結局は誰かがやらなきゃいけない。」
文句を言うことが偉いのか???ぽかんとしたまま、家に帰って辞書を引いたが見つからない。今ではインターネットですぐに検索できるが、当時はそうもいかない。母に尋ねると「それはあなたの口癖よ」とそっけない。博識ではないと思っていた父が「意味は知らない」と前置きし、漢字で「忘己利他」と書いた。早速、辞書で意味を調べて顔が真っ赤になった。
それ以来、「もう懲りた」と思ってしまうことがあっても、「忘己利他」と置き換えるように努めているつもりだが、「極み」には程遠い。

2008年03月16日

トランスファラブルスキルとは

最近は原油高でレジ袋の単価も高騰、石油資源の確保などの観点から、スーパーでは、エコバックやレジ袋を持参している人を多く見る。昭和30年代~40年前半は、買い物籠を片手に、商品は古新聞に包んで渡されることが多かった。それがいつの間にか、レジ袋が当たり前になり、私が主婦なったときにはすでに買い物籠を持参することがなくなってしまっていた・・・。

さて、私の利用するスーパーでは、スーパーの買い物籠に補償金を支払い、それを買い物のたびに持参し、買った商品はレジでそのバックに入れてもらえる、マイバックという制度がある。
いつものように、そのバックを持参し、レジに持っていくと、店員さんは、乾燥品と生鮮品を選別しながら、商品を縦置きで、実に手早く無駄のない動きで商品をバックに詰めていき、最後に刺身とイチゴは横置きにして、一番上にのせた。ジグソウパズルの3D版といったところだ。家に帰って商品の整理が非常に楽であった。
これは立派なスキルであり、いろいろな分野で通用するいわゆる「トランスファラブルスキル」である。

仕事で、職務経歴書の書き方を助言することがあるが、自己ピーアール欄に、レジの仕事を例にとると「私は、お客様が帰宅後、商品が整理しやすいように自分なりに工夫して商品を詰めている」というように、具体的な内容を自分の言葉で記載すると、応募先の企業に、働く姿勢や熱意が伝わる。

2008年03月01日

普及しなかった「万能パソコン通信」

お雛様を出すと、クッション代わりに入れていた懐かしい新聞が目に入った。日付は1988年3月3日、ちょうど10年前である。新聞の見出しには「声・文字・図形を同時にやりとり、万能パソコン通信を開発」とある。簡単に説明すると、パソコンとインターネットを使用して、(マイクやビデオカメラを接続して)他の人と会話をしたり、同じソフトで同時に書き込みなどの共同作業を行うことができるシステムのことである。

その頃、私は、新聞記事のパソコンメーカーで子供向けパソコン教育に従事していた。Windows 98 に搭載されていた「ネットミーティング」というソフトを使い、全国の教室の子供たちが、ビデオやマイクを使い、お絵かきなどの共同作業をするサポートをしていた。
当時は、「ISDN」という通信が主流で、通信速度も遅く、たびたび切断されてしまうこともあったが、実体験し、感動したものである。子供たちの生き生きとした、ちょっと得意げな表情も思い出す。
通信速度などが安定すれば、幅広い用途があるのではないかと期待していた。しかし、10年経った現在、通信速度は、光ファイバーの普及で、1000倍~2000倍近くになったが、その技術はパソコン通信ではあまり拡がらなかった。

書き込み自由の掲示板であるチャンネルQ2、ミクシィなどに代表される「新たな人間関係を構築する場」としてのコミュニティサイト、携帯電話によるインターネット接続の普及など、対面よりも非対面でのコミュニケーションが好まれるようになった。
自分の都合や時間を優先できることも理由の一つだろうが、最近は「自分が他人からどう思われているか」が気になり、対面でのコミュニケーションを億劫と感じるという人が多い。非対面であれば、自分の思うことを書き込み、批難されれば、そこから脱退する、あるいは、別人を装い再度参加することもできる。ちょうど、ゲームをリセットする感覚に似ているのかもしれない。
こう考えると、、先の万能パソコン通信「ネットミーティング」が普及しなかったことも納得できる。

2008年02月11日

職歴がない

ある機関で、ボランティアのキャリアカウンセラーをさせていただいているが、最近、学校卒業後、10年以上ほとんど仕事をしていない人に多く出会う。
世間ではニートや引きこもりなど一言で片づけるが、事情は様々である。日本人は古くから人を縦に分類するのが「得意」であり、ともすると「縦」を上下や優劣に考えやすい(と私は思う)。

さて、彼らの多くは「職歴がない」ことに家族にも世間にも「負い目」を感じているのが痛いほどわかる。
職歴があれば、就職できる。職歴がない自分は就職できない。という結論になる。そのトライアングルの中で、時だけが過ぎ、いつの間にか10年以上経過している。
しかし、職歴はそんなに重要なのだろうか?企業はできるだけ早く戦力=利益誘導してくれるフィット感ある社員を求めている。新卒であれば、アピールにもなるアルバイト経験も、正規雇用経験のない既卒であれば、アルバイト(中身の)経験よりも「アルバイト」という履歴が重視され、「なぜ、就職しなかったのですか」ということになる。答えは明確で「就職しなかった(あるいは就職できなかった)」に過ぎないのだが、そう答えると「開き直り」と取られるのでは、理由を言うと「言い訳がましく」聞こえるのではないかと、「負い目」を持っている彼らはますます自信がなくなり、絶望し、無気力になっていく。家庭では、親が経済的に引退する時期と重なり、無職のままでいるわけにはいかないというひっ迫感、圧力を感じ、あせりながらも「自分は無力である」と思っている彼らは、ますます絶望し、深い悲しみに陥る。そして、「就職しなければならない」という強迫観念が増大し、やっとの思いで得た面接でも、「キャリアは無いですが、なんでも一生懸命やります」というちぐはぐな返答をしてしまう。
再び、「職歴があれば、就職できる。職歴がない自分は就職できない」というトライアングルに身を置くことになる。
学校にも仕事にも行かず、10年以上を過ごすことはどんなに大変か、予定のない毎日を過ごすことがどんなに大変か、生きがいややりがいの持てない毎日を過ごすことがどんなに大変か、負い目や絶望を感じる毎日を過ごすことがどんなに大変か。

私が初めてキャリアカウンセラーとして就くとき、責任者の方が言ってくださった言葉を紹介したい。
「誰でも初めての時がある。経験しないとわからないものがある。」
良き理解者に出会えたことに感謝し、カウンセラーとして、彼らが自分の内にある本当の心の声に耳を傾けられるように支援を惜しまない。

採用する企業様に是非お願いしたい。職歴がないという理由だけで、書類選考しないでほしい。深い悲しみや絶望を経験しているからこそ「やれること」がある。

2008年01月20日

営業力とはすなわち「人間洞察力」

年末に以前から気になっていた「圧力なべ」を購入した。最近は働く主婦が多くなったせいか、メディアのショッピング情報などでその便利さが宣伝されることが多い。
そんな宣伝が頭のどこかに残っていたのだろうが、購入する気持ちはなかったものの、ショッピングセンターの圧力なべコーナーに足が向いた。
暮れも押し迫り、食糧コーナーは賑わっていたが、鍋売り場は閑散としていた。
「よろしかったら、説明しましょうか?」と声をかけられた。セールスを断るのが苦手な私は間髪入れず「いえ、結構です」と答えたが、しばらく鍋をいじっていると蓋の締め方がわからず、「お暇そうですね。」と余計なひと言を付けて、「やっぱり説明してください」と頼んだ。
年は30代半ばぐらいだろうか、「入館証」を付けた彼は、説明書を確認しながらで、素人っぽい。料理方法よりも、「圧力をかけるためには真空にしなけれならないこと、圧力をかけるための蓋のパッキンは変えなければならないこと、パッキンの価格や購入方法」などを説明してくれた。
途中、他のメーカーの圧力なべを抱えた若い夫婦が「いろいろ種類があるんですね」と口をはさんできた。「ええ、その鍋もいいものですよ」と、ちょうど彼はどうしても圧力を下げたいときの裏ワザを説明していた時だったので、そっけない。
私は、ひと言「一緒にどうぞ見てください」と言えば、「もしかしたら、2台売れるのに」とつい余計なことを思ってしまった。(今思えば、その時点で、私はすでに買う気になっていたのだ。)
「この操作は、危ないですから」と言いながら、やっと裏ワザで圧力が下がり、(私は絶対に裏ワザは使わないと思ったが)、最後に「料理はホームページ上でたくさんのレシピを公開していますから」という言葉で説明は終わった。
なんとなく彼の人間性に惹かれた私はすっかり「買う気」になり、圧力なべを購入した。レジを済ませると、彼が近寄ってきて名刺を差し出した。驚いたことに上場企業のマネージャーだった。
年末から今日にかけて、圧力なべは我が家で大活躍で、絶対使わないと思った裏技も結構使い、我が家の貧しかった食卓を潤している。

営業力とはすなわち「人間洞察力」、彼は私の言動や行動から、あたかも馬車が目的地へ運ぶように、「購入」へと運んでくれたのだろうか。はたまた、セールスを断るのが苦手な私だからだろうか・・・
プロセスはともあれ、私は圧力なべにすっかり魅了されている。

2008年01月07日

自分を知る

新年おめでとうございます。

旧年中は皆様の厚いご支援をいただき誠にありがとうございました。
2008年を迎え、皆さまの益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げます。

皆様のご支援のお陰をもちまして、Web制作や研修など新規のご依頼も徐々にいただけるようになり、ケイツーは設立 3 年目を迎えることができますことを厚くお礼申し上げます。今後も一層身を引き締め、心新たに精進して参りたいと存じます。



社会状況は、イラク戦争の長期化や昨年からの米国のサムプライムローン問題から端を発した、株安、原油高などが、私たちの日常生活にまで影響を及ぼすようになってきました。一億総中流時代から、格差社会へと分化しつつあります。

特に格差は、高齢化するニート、フリーター、派遣労働などの非正規雇用者が独立しなければならなくなったときに、一層格差が拡大し、固定化することが懸念されています。
2008年からは、日本の成長力を底上げする戦力として、母子家庭や子育てを終えた女性、フリーターなどに対し、実践的な職業訓練を行った後、ハローワークなど公的機関が訓練実績や資格を記載した「ジョブ・カード(職業能力形成システム)」と呼ばれる証明書を発行し、生活費の低利貸し付けなどと併用し就業しやすくする制度も導入されます。従来は個人で形成していた職歴や資格などのキャリア形成を、公的機関が支援するというものです。
上記のジョブカードを取得するには、まず、自分はどういう価値観をもっているのか、どんなことに興味があるのか、自分はどの業種や職種に向いているのか、どんなところで働いてみたいのかなどの自己理解が必要となってきます。
ある機関で、キャリアカウンセリングをさせていただいておりますが、何をしていいのか見いだせず大きなジレンマの中でもがき苦しんでいらっしゃる方にお会いします。
本人の気づきの有無は別にして、「やりたいことは決まっている、でも、一歩が踏み出せない」、そんな彼らの多くは、とてもナイーブで真面目で慎重で、「なんでもいいからやってみて、ダメなら他に挑戦」というわけにはいかないのです。
自分が生まれてから今日までの人生のキャリアを見つめなおし、「自分を知ること」が第1歩です。そうすれば、自らの力で、課題発見を発見し、問題解決し、前向きな意思決定ができるようになります。
自分の人生を自分で納得して決めていきましょう。

2008年は、皆様と「自分を知ること」を一緒に考えていくことができれば幸いです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



株式会社ケイツー 代表取締役 北本栄子

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